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11.112021
中古車輸出会社に就職したい人が絶対に読むべき本
こんにちは! SBI Africa 【SBI MOTOR JAPAN】です😄
先日久しぶりにSBIグループの他の会社で働く同僚とランチに行きました。
エレベーターホールで待ち合わせた彼女が私を見て開口一番一言。
「今日どうしたんですか? なんか『丁寧な暮らし』してる奥さんみたいになってますけど…」
※ちなみにどういう格好かというと、無印良品のシャツワンピースにマリメッコのポシェット、NIKEの白いスニーカーでした。
無印良品 両面起毛フランネルスタンドカラーロング丈シャツ
marimekko Pieni Unikko Roosa ポシェット
鋭い! めちゃくちゃ鋭い!
最近の私は非常に疲弊しているのです。
子育て中のご家庭にはきっと共感していただけると思うのですが、原因は無限に増え続ける子どもたちの荷物。
ちっとも捨ててくれないハッピーセットのおまけ、次々に届くしまじろうの教材、牛乳パックで作ったかさばる工作、長女はサイズアウトしたけれど数年後に次女に着せようと思っているおさがりのお洋服…。これどうしたらいいんでしょうか。
片付いた家で暮らしたい。すっきり整った部屋で穏やかな毎日を送りたい。
そんな願望を電子書籍にぶつけた結果、私のkindleライブラリは今こんな状態になっていまして…
掃除、片付け、収納、シンプル、持たない暮らし…。憧れです。
こういういわゆる『シンプルライフのすすめ』みたいな本を書かれている方が高確率で着ている(何なら『私服の制服化』までしていらっしゃる)シャツワンピースを着て、家はちっとも片付いていないのに気分だけ『丁寧な暮らし』をしている風を装って、なんとか心の平穏を保っている今日この頃なのです。
ところで。
お気づきになりましたでしょうか。
私のライブラリに
『丁寧な暮らし』とは全く関係ない
だいぶ毛色の違う一冊が並んでいることに…
ということで、ようやく今日の本題です!
今更こんなところでご紹介するまでもないよねとは思いつつも、何かのご縁でこのSBI Africaのサイトにたどりついて私たちの会社や事業に興味を持っていただいた方がいらっしゃったら、
「まずはこれを読んで! これ読んだら仕事の内容わかるから!」
と思うのが、やっぱりなんといってもビィ・フォアード山川博功社長の書籍です。
■グーグルを驚愕させた日本人の知らないニッポン企業
私がSBI AfricaにJoinしたときに役員の岩下から
「読んでください。バイブルです。」
といって渡されたのがこの本でした。
本のタイトルに「アフリカ」とも「車」とも書かれていないこの本がなぜバイブルなのかあまりピンとこないまま受け取ったのですが、読み始めたらこれが本当におもしろい。
おもしろすぎて、というかこの本を読み終えたら自分が変わってしまいそうな妙な高揚感があって、毎日ゾワゾワしながら通勤の南北線で少しずつ読み進めた思い出の一冊です。
山川社長の社会人としてのこれまでの道のりをベースに、中古車を海外に輸出するためにこんなことをした、こんなことが起こった、こうやって乗り越えた、という実体験が書かれていて、ビジネス書でありながら、アフリカという異文化の国に立ち向かっていった冒険物語を読んでいるような気分になれる本でした。
■アフリカで超人気の日本企業
先ほどの本の内容と重複している部分もありますが、アフリカビジネスに関するエピソードや手法が更に深掘りされているので、読む順番としてはこちらを2冊目にするとよさそうです。
私たちが課題としている会社のブランディングについても惜しみなく書かれています。「ビィ・フォアードのブランドはこうして広げた」という章にはこんな記述がありました。
会社によっては、日本のカラーを出そうとする余り、富士山や桜をデザインするところもあるが、これははっきり言ってダサい。
私が富士山と桜のデザインの(ダサい)フライヤーを作成したエピソードはこちら
格好悪い。
私が富士山と桜のデザインの(格好悪い)フライヤーを作成したエピソードはこちら
ただの自己満足に過ぎない。
私が富士山と桜のデザインの(ただの自己満足に過ぎない)フライヤーを作成したエピソードはこちら
そうか…。あの時Slackに投稿されていたのはこのことだったのか…😭
今になって伏線(?)を回収して感動するやら傷つくやら…😭
もうほんと、あのフライヤーは永久に封印です。アフリカで受け取ってくださったバイヤーの皆様にもできれば即廃棄していただきたいです。
ということで、余計な脱線ばかりでちっともまとまっていない上に、本のレビューが下手すぎて申し訳ないのですが、山川社長とは対極の生き方をしている事務のおばちゃんが主婦向けの片付け本に負けないぐらい興奮して読んだという事実から、これらの本の面白さを汲みとっていただけたら嬉しいです。これから中古車の海外輸出に関わってみようと思う方には間違いなく「バイブル」です!
本を通してでもこれだけパワーを感じる山川社長に実際にお会いしたらどんな感じなんでしょうか。調布のオフィスは自宅から近いので、子どもたちを公園へ連れて行った帰りにでも自転車で会社の近くをウロウロしてみようかしらと思っていましたが、最近ビィ・フォアードさんの本社は六本木ヒルズに移転されたのですね。『丁寧な暮らし』風のおばさんがシャツワンピースで行ったら完全に場違いなのでやめておきます。