皆様、あのCMご覧になりましたか?

松!本!潤!様!
推しが自分の働く会社のCMに出てくださる日が来るとは思ってなかった! と自宅で大騒ぎしていましたら、
「嵐が好きだったのは知ってるけど、松潤だったっけ…?」
と夫。
そうなんです。好きだけど、「一番好き」とは嵐のデビュー以来長らく言ってなかったんです。
それが変わったのはある出来事がきっかけなのですが…。
今まで表に出せなかった私の懺悔エピソード、諸々時効だと信じて書き残したく、ちょっとこの場を借りて語らせていただけますでしょうか。「松本さんって本当にすごい方なんですよ」っていう話です。
改めて、時は約10年前。当時の私は、SBIグループのとある会社でちょっとしたメディアの仕事をしていました。
とは言え、保育園に0歳児を預けながらの時短勤務。早出も残業もできない中では日々の業務で手一杯で、取材に出ていく時間の余裕は全くなく、行けたとしても赤坂界隈でお昼休みの時間帯に開催される新製品発表などに短時間参加するぐらいのことしかできない毎日でした。
そんな時に、ある映画の試写会と記者発表会が日曜日の午前中に都内の映画館で行われるとのお知らせが届きました。この日程なら、業務を気にせず取材に行ける。ですが、その作品の内容が自分の担当しているメディアの読者層の興味関心に合っているかというと微妙で、たとえ記事を書いてもアクセス数が取れないことは確実でした。
でも行きたい。アクセス数が伸びなくても、業務時間外に交通費自己負担で書いた記事なら何も言われないはず…と思いたい。ドキドキしながら参加したその試写会に、松本さんがいらっしゃいました。
当時松本さんが所属していた芸能事務所は、所属タレントさんの写真のWeb掲載にとても厳しいことで有名でした。取材に来ている各社は新聞社やテレビ局だけでなく、私のようなWebメディアの担当者ももちろんたくさんいますので、イベント中の撮影は【松本さん”あり”バージョン】と【松本さん”なし”バージョン】の2パターンを常に行っていました。
こういう記者発表の際の撮影タイムはだいたいどれも同じような形で進行するのですが、まず下手側のスチールカメラ、次に上手のスチール、真ん中のスチール、最後に会場後列の高い位置に三脚を立てているムービーカメラ、という感じで、どのカメラにも目線を合わせられるように司会の方が指示を出してくださいます。確実に自分のカメラに目線が欲しい場合は挙手をして個別の撮影時間をもらえる場合も多いです。遠い記憶ですがだいたいこんな感じです。↓

で。
その日は下手側のスチール席に座っていた私、無謀にも【松本さん”あり”バージョン】の撮影タイムに、「目線ください」の挙手をしたんです。
わかってます。私はWebメディアの記者です。【松本さん”あり”バージョン】の写真を撮っても、それを使用することはできません。しかも挙手して当ててもらえても恥ずかしくて媒体名を名乗れないぐらいの弱小メディアのなんちゃって記者です。
ですが、松本さんをはじめとしてとても人気のある俳優さんが何人も登壇されていたこともあってでしょうか、その日はまわりのスチールのカメラマンさんや記者さんたちが(全員が紙媒体の担当者ということはないはずなのに)みんな「目線ください」の挙手をしていたんです。
その場の空気に飲まれて、つい魔がさして、恐る恐る、私も小さく挙手してしまいました。
けれど残念、私のビビりながらの挙手は司会の女性の目には届かず、「下手側のスチール撮影が終わりましたので上手側に移ります」という言葉にあえなく押し戻されました。
あ、スルーされちゃったな、と思いながらも、後ろめたさ満点だったこともあって内心ホッとしたことを覚えています。いやいやそうだよね、撮っても使えないしね、うちWebメディアだしね…、と、カメラをおろしたその時でした。
「下手の撮影、まだ終わってませんよ。」
司会の女性の進行を遮ってそう声をかけたのは松本さん。そして私に「そうだよね?」という表情を向けた後、スッと俳優の顔に戻って、私があたふたとカメラを構えなおして撮影を終えるまで、ずーっと私の目(とレンズ)を見て笑ってくださっていたんです。
こんなの、一番好きになるしかないじゃないですか。
仕事の場で個人的な思いを乗せて行動してしまったことについては弁解の余地もないのですが、かなり無理をして仕事を続けていた当時、この日の出来事は私の心の大きな支えでした。すでに当時の上司や同僚も会社を離れ、メディア自体も数年前にサービスを終了してしまった今、果たしてどっちを向いて謝るべきかという状況ではありますが、本当に申し訳ありませんでした。
記事はちゃんと書いて【松本さん”なし”バージョン】の写真を使って掲載したので、休日に勝手に取材に行ったこと自体はしっかりとばれていたと思いますが、それについて特に何か言われた記憶はありません。見逃していただき本当にありがとうございました。
そんなことがありましたもので、かつては絶対にWeb上にその姿を掲載してはならなかった松本さんが自社のサイトのTOPに大きく表示されているのを見て、私はもう感無量なんです。
あんまりいろいろ語るとファンのキモさ全開になってしまうので必死に抑えて表現しますが(もう遅いですね)、私の松本さんのイメージは「いつでも落ち着いて全体を見渡せる人」。どういう経緯でSBIのプロモーションに出ていただくことになったのかを末端社員の私は知る由もないけれど、なんて素敵な人選。嬉しいです。CM、たくさんの方に見ていただけたらいいなと思います。個人的には舞台監督バージョンが好きです。
あー、書けてすっきりしました! 私がSBI Africaのブログを書き始めて以来過去一の駄文、ここまでお読みいただきありがとうございました!


















